地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町の地域情報サイト「まいぷれ」江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町

江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町エリア選択

【潜入!】まいぷれ江南・犬山・岩倉・大口・扶桑 編集部が行く!

Vol.12 起業家を支援する夢のコンテナボックス!【扶桑町】『D's Factory(ディーズファクトリー』

更新)


左「Riinail」かほ氏/真ん中「pond」池内氏/右「Bell Art」古川氏

プロジェクトリーダーに聞く「D's factory」の強み・魅力とは

扶桑町に「みんなで作る次世代モール」なる施設『D's Factory』があるということをInstagramで知り、取材にうかがった。インタビューにお答えいただいたのはモールに出店しているオーダーショップの「Bell Art」の代表であり、モールの管理者(プロジェクトリーダー)の古川尚人氏。

 

D's Factory誕生のきっかけ

扶桑町の商工会青年部に所属している古川尚人氏は以前から同じく青年部に所属しているダイエ建築(大恵建築)の早岐氏と青年部でなにか仕掛けていきたい、という会話を数年前からしていたという。同時に古川尚人氏は実店舗を持たず、イベント出店やマルシェ出店を主に活動していたところ、ダイエ建築の早岐氏から倉庫の半分が空いているのでここで店舗を持っていないか?と声をかけられ、1店舗のみでやるよりも、古川氏のようにスタートアップで実験的にトライできる店舗が複数入れるモール型としてやろう、ということになったという。

全国的にも同様のコンテナ型モールはあるものの、単に場所を貸すだけの施設が多く、いつのまにかなくなってしまっている事例も多く見受けられたため、そうならないよう古川尚人氏が知り合いの経営者などからアドバイスしてもらった知見などのソフト面でも支援できるモールを目指すことに。

 

方向性が定まると一気に動き始めて2023年11月にプレ・オープンし、2024年2月に本格稼働し、地域の企業に協賛金を募り、協力いただいた企業には看板を製作して掲出し、2025年2月で1周年を迎えたという。

 

コンテナのキャパとしては8店舗分の区画があり、

  1. ダイエ建築(大恵建築) ホームページ
  2. Bell Art Instagram
  3. POND  Instagram
  4. Riinail  Instagram

上記4店舗が出店しているため、残りは4店舗という。

 

出店するには

まずは一度店舗を見学していたいだいた上で、古川氏、ダイエ建築の早岐氏とで面談が必要とのこと。このモールには理念があり、自分だけが儲けようとするのではなく、このモールに入っているみんなで支え合い、協力することで自然に全員が売上につなげていける、という部分に共感いただけるかどうか、その姿勢をもって営業してもらえるか、を大事にしているとのこと。

 

出店条件は

賃料1ヶ月38,000円(別途共益費1,000円)で初期費用として3ヶ月の前払いが必要(114,000円)。

エアコン付き(電気代別途)

トライアル利用も相談に応じてくれるのでまずは気軽に相談いただきたい。

プロジェクトオーナー早岐寿剛氏の「D's factory」にかける思い

「D’s Factory」の発起人であり、プロジェクトオーナー、ダイエ建築(大恵建築)の早岐壽剛氏にも話をうかがった。

 

商工会青年部で活動をしている中で、新しく事業を始められた方が事業継続できなくなりやめていく様子を目の当たりにしてきたのと、自社の倉庫の有効活用という課題があり、スタートアップ事業者が起業する際、最初のハードルとなる「店舗を構える」ところをサポートできれば、という思いで発案したのが今回の「D’s factory」だと言う。

「単に場所を貸すだけではなく、継続していくための集客・戦略立案というソフト面でのサポートをしていくのが特徴。1事業者が店舗を構えて、一人で本業をやりながら集客や戦略を立案していくのは未経験ではかなりハードルが高く困難なところをモール型にすることでモール内の店舗同士で励まし合い、サポートし合うことで相互作用を及ぼし、互いに成長していける。」と早岐氏。

また、8店舗分のコンテナを建築するには相当のコストがかかったが、商工会青年部の仲間や周辺企業の協賛もあり、オープンまでこぎつけることができたものの、短期的で目先の収益を望んでいるのではなく、ここでまず出店者達が事業成長をとげ、卒業していく。その成功事例を作ることで、ここがモデルケースとして全国の遊休地活用を課題にしている事業者へと横展開して広がっていけば、起業を目指す人達の登竜門となって事業継続できる人たちが増え、結果的に地域活性化につながっていく。早岐氏は一歩先の未来を見据えている。

出店者紹介①「Bell Art」(オリジナルグッズ・オリジナルウェア製作)

「お客様が作りたいものを作るお店です。」そう語るのは「Bell Art」の古川美穂氏。チームや企業のウェアをメインとしながらもレーザー加工、サンドブラスト加工により様々なグッズに名入れやかわいいイラストを入れてオリジナルグッズ(ノベルティ)として一つから注文を受けて製造・販売している。

お子さんが産まれたときのお祝いとして名入れや写真を入れたグッズが1点から作れるので、出産祝いなどで注文される方が増えているという。

ほしいと思ったものが店にないから、自分で作ろうと思ったのがきっかけで最初は趣味から始めていたものがクチコミなどで広がっていき、最初は自宅作業だったが、今回の「D’s factory」をきっかけに出店を決めたという。

 

「D’s factory」のオススメポイント

「店をもちたいと思ってもどうやっていいかわからない」「どこから始めていいかわからない」という方が多いが、ここなら通常よりも低コスト、低リスクで店舗が持てる。さらにプロジェクトメンバーによるバックアップ、サポート体制があるのが強み。通常店舗を持っても地域の企業とつながっていくのが難しいが、プロジェクトメンバーを通じて商工会青年部所属の企業とつながることもできる。

さらに大きなモールに出店した場合、営業時間や定休日のしばりがあるがここにはない。

出店者紹介②「Riinail」ママのためのくつろぎネイルサロン

名古屋のネイルサロンで勤務経験がある「Riinail」オーナーのかほ氏は自宅が近かったのと目の前がイオンモールという立地の良さ、テナント料が安いことが理由で出店を決めたという。

「Riinail」の客層は主婦がメインで20代~50代でお子さん連れもウエルカム。コンセプトは「ママのためのくつろぎネイルサロン」。人気のriiコース《デザイン》は¥5,700。施術の特徴は片手づつ施術すること。こうすることで片手が空き、お子さん連れも抱っこしながら施術を受けられるようにしている。育児中であり育児経験者だから思いつく配慮が素晴らしい。

 

「D’s factory」のオススメポイント

一人で右も左もわからないで始めるより誰かがいることで安心。気分が下がるときもあるが、一人ではないからモチベーションが上がるし、支え合っていける。いろんな業種が入っていてコラボも仕掛けていきやすい。

出店者紹介③「pond」季節を感じるドライフラワー

花屋で勤めていたオーナーの池内直美氏は50代になり、子育ても終わって第二の人生を模索する中、店で働いていると依頼されたものを作らないといけないが、自分の作りたいものを作りたいという思いが強くなり、勤めながらもマルシェ等に出店し、作りたいものを作って販売していたが、Bell Artの古川氏が知り合いだったことと、住んでいるのは江南市だがなにかと扶桑町に縁があると感じていて出店を決めたという。

店の特徴はドライフラワーの創作・販売を中心としていて一本から購入可能。ドライフラワーでも季節を取り入れたいという思いから生花を仕入れてドライにしていて、作風はシック系が得意だという。

また、レッスンも行っており、参加者の思いを最大限に取り入れ自由度が高いのも特徴。

ここに出店したことで企業とつながることができ、社員の誕生日の花を依頼されたり、委託で花を定期的に設置する依頼が増えたのもここに出店したからこそ。と池内氏は語る。また、出店に当たり大工のご主人が内装を手掛けてくれ、思い通りの店舗イメージに一緒に作り上げられたという。

 

「D’s factory」のオススメポイント

営業日・営業時間の自由度が高く、週の前半は創作時間に当て、週の後半である木金土のみの営業にできること。モールでマルシェやイベントが開催されるので、新規集客ができる。

SNSが苦手だからモール仲間から教えてもらえるの大きい。

施設名D's factory
住所丹羽郡扶桑町南山名仲畑146
ダイエ建築工場 内
問い合わせ先

InstagramDMにて

 

記事:まいぷれ江南 編集長 尾花英隆

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

この記事に関するキーワード