リーダーズ・リレートーク【江南市・犬山市・岩倉市・大口町・扶桑町】
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江南市の街を支える経営者やキーパーソンにスポットを当てる連載企画「リーダーズリレートーク」。第8弾となる今回は、江南市役所での長年の行政経験を経て愛知県議会議員となり、圧倒的な行政知見と鋭い経営感覚で地域課題の解決に挑む村瀬正臣(むらせまさおみ)氏をご紹介します。
村瀬氏は江南市前野町に生まれ、古知野東小学校、古知野中学校、江南高校と一貫して地元江南の地で青春時代を過ごしました。中京大学を卒業後、1年間の民間企業勤務を経て江南市役所に入庁。以来27年間にわたり市職員として市政の現場を支え、行政経営課長をはじめとする要職を歴任しました。行政の最前線で予算編成や組織運営を支えてきたこの圧倒的な実務経験こそが、現在の村瀬氏の揺るぎない基盤となっています。
政治の道を意識する大きな転機となったのは、かねてより親交のあった市議会議員の精力的な活動や、市長の秘書担当を務めた経験でした。行政の内側から街づくりに関わる中で「この街をより良くするために、自分ができることは何か」という政治への強い関心が芽生えていきました。その後、前県議の勇退に伴い周囲の熱い後押しを受け、愛知県議会議員選挙への立候補を決意。市役所で培った豊富な行政知見と「常に市民の声を県政に届ける」という熱い姿勢を携え、激しい選挙戦を突破して県政の世界へと足を踏み入れたのです。
県議会議員に当選し、愛知県全体の広い視野で各市町村を俯瞰して比較できる立場となったことで、村瀬氏は改めて江南市の強みと弱みを冷徹なまでに分析します。
「近隣の市町と比較した際、今の江南市は将来に向けた成長戦略や『未来への投資』という視点がまだ弱いと感じています」
近隣の小牧市・大口町などのように潤沢な法人市民税収入が見込める財政基盤を持たない江南市においては、単に予算を節約したり事業を縮小したりするだけの前例踏襲型行政では限界があります。
村瀬氏は市職員時代に行政経営課長を務めた経験から、「出すべきところにはしっかり予算を投入し、事業推進後に確実に回収していく『戦略的な経営感覚』の行政運営が必要不可欠だ」と強く主張します。行政も企業と同様に、戦略的な未来投資によって街の資産価値を高めていかなければ、周辺自治体の成長スピードに置いていかれ、埋もれてしまうという強い危機感を抱いているからです。
江南市が抱える具体的な構造的課題として、村瀬氏が特に注力し、市側へ粘り強く働きかけているのが「市街化調整区域の規制緩和と土地の有効活用」です。
江南市は市街化調整区域が約76%と割合が高く、高い人口密度を有しながらも、新しい住宅や店舗、事業所を建てにくいという課題を抱えています。その結果、街の中央部や幹線道路沿いであっても空き家や耕作放棄地が増加する悪循環が生じているのが現状です。
「土地の利用規制を緩和し、店舗兼住宅や事業所などの許可要件を柔軟に見直すことで、若い世代の起業や他地域からの移住の可能性を大きく広げたい。行政が主導して土地の付加価値を引き上げる仕掛けを作ることこそが、街の財産価値を高める最大の鍵になります」
他市町村の動きを待つのではなく、江南市が先陣を切って独自の緩和策を講じることで、チャレンジしたい若い世代が「江南市なら夢を実現できる」と思える未来志向の街づくりを目指し、行政との積極的な意見交換を重ねています。
自らの政治活動を力強く推し進める一方で、村瀬氏の情熱は地域の子どもたちや住民との心温まる交流にも色濃く注がれています。元市職員としての親しみやすさを活かした「敷居の低さ」と「約束を必ず守ること」をモットーに、多角的な地域還元活動を展開しています。
夏休みに「親子県議会見学ツアー」などを自ら企画・実施。普段は入ることのできない議会を見学し、社会や政治の仕組みを身近に体感してもらうことで、家庭内でのコミュニケーションのきっかけを提供しています。「将来、このツアーに参加した子どもたちが『あの時村瀬さんに連れて行ってもらった体験がきっかけで政治家を目指しました』と言ってくれたら最高ですね。子どもたちが『なりたい職業』として政治家を自然に選べるくらい、自分自身が誰よりも活き活きと輝いて仕事をしていきたいです」と想いを語ります。
特別支援学校における送迎時の雨除け屋根設置への働きかけや、薬物依存症対策の強化、パラスポーツを支える専門人材の確保など、現場から上がる切実な声を取りすくい、県政の舞台で精力的な提言を続けています。
元市職員という経歴を活かし、市役所の職員や地域住民と冗談を言い合えるフラットで風通しの良い関係性を構築。寄せられた数多くの生活相談や街の課題に真摯に耳を傾けています。「初陣の選挙から全面的に応援してくださった地域の方々へのご恩は絶対に忘れません。その期待に応えるためにも、知識と経験をさらに蓄え、しっかりとした結果で恩返しをしていきたいです」と熱く語ります。



自治体運営も「企業経営」と同じ時代に入っていると捉える村瀬氏。単なる現状維持や守りの姿勢に終始するのではなく、戦略的に攻めの施策を打ち出せる力強いリーダーシップが、今まさにこの江南市に求められています。
県議として期数を重ねる中で蓄積してきた専門知識と人脈、そして27年間の市役所勤務で培った緻密な行政知見を武器に、江南市の発展と未来のために全力で挑み続ける村瀬氏。土地の価値を高め、新しい挑戦者を呼び込み、次世代の子どもたちが深い誇りを持てる街をつくるため、今日も情熱を持って現場の最前線を走り続けています。
インタビューを通じて強く伝わってきたのは、村瀬氏の「愛する地元・江南市を本気で良くしたい」というブレない情熱と責任感でした。
行政の内部を知り尽くしているからこそ、単に市に寄り添うだけでなく、時には「もの言う県議」として現状の課題や戦略の甘さを厳しく指摘する。一見すると厳しいそのスタンスも、すべては江南市が近隣自治体に埋もれることなく、より大きく成長してほしいという強い愛郷心があるからにほかなりません。県知事や県行政、さらには地元市政に対しても、遠慮なく建設的な提言ができる政治家の存在は、これからの江南市にとって極めて重要な財産であると感じさせられました。
また、県議会議員という肩書を持ちながらも、語り口はどこまでも気さくで温かく、市民と同じ目線で話をしてくださる姿も印象的でした。
「補助金の制度活用や土地の問題、事業の相談など、どんなことでも気軽に相談してほしい」と村瀬氏は語ります。村瀬事務所の門戸はいつでもオープンに開かれています。「こんなことを聞いていいのだろうか」と躊躇する前に、街の未来や日々の困りごとを気軽に話せる地域の相談役として、ぜひ一度事務所を訪ねてみてはいかがでしょうか。
取材:まいぷれ江南 編集長/尾花英隆
氏名:村瀬 正臣(むらせ まさおみ)
現職:愛知県議会議員(江南市選出)
経歴:愛知県立江南高等学校卒業、中京大学卒業後、民間企業勤務を経て江南市役所に入庁(27年間勤務、行政経営課長等を歴任)。その後、愛知県議会議員に初当選し現在(2期目)に至る。
令和元年5月~令和2年5月愛知県議会総務企画委員会委員 名古屋港管理組合議会議員
令和2年5月~令和3年5月愛知県議会福祉医療委員会副委員長 愛知県議会アジア競技大会調査特別委員会委員
令和2年9月~令和2年12月愛知県議会一般会計・特別会計決算特別委員会委員
令和3年5月~令和4年5月愛知県議会経済労働委員会委員 愛知県議会人づくり・福祉対策特別委員会委員
令和4年5月~令和5年5月愛知県議会県民環境委員会委員 愛知県議会産業イノベーション推進特別委員会委員
自民党愛知県議員団副幹事長
令和5年5月~令和6年5月愛知県議会農林水産委員会副委員長 名古屋競輪組合議会委員
自民党愛知県議員団副総務会長
令和6年5月 愛知県議会警察委員会委員長 愛知県競馬組合議会委員
令和7年5月 愛知県議会県民環境委員 アジア・アジアパラ競技大会特別委員会副委員長
令和8年5月 愛知県議会県民環境委員 名古屋港管理組合議会委員
※本記事は特定の政党・政治家を支持・応援するものではありませ ん
※地域のキーパーソンを紹介する取材記事として掲載しています
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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