犬山市倫理法人会
地域情報サイト「まいぷれ江南」をご覧の皆様、こんにちは! 犬山市倫理法人会の輝く経営者・事業者を深掘りする大人気インタビューシリーズ。
第13弾となる今回は、岐阜県で25年間にわたり学校の保健室の先生(養護教諭)として子どもたちの心身に寄り添い、現在は植物100%ヘナを中心としたナチュラルヘアカラートリートメントの提案やコミュニティづくりで活躍されている井戸 麻里(いど まり)さんをご紹介します!
公務員という安定した職業を手放して挑んだ人生の転機、子育てとの葛藤、自然派ヘナビジネスを通じた「一人ひとりの孤独をなくす」温かい取り組み、商売と生き方の「あり方」についてたっぷりとお話を伺いました。
■ 25年間の養護教諭時代――「点数をつけない先生」として子どもたちの心に寄り添う
岐阜県八百津町(久田見)出身の井戸さん。野草や自然療法が大好きだったお父様の影響もあり、「自然の力で体を整えること」や看護への関心が芽生えます。「女性が自立してしっかり働ける仕事を」との想いから、短大で免許を取得し、保健室の先生(養護教諭)の道を歩み始めました。
「最初に赴任したのが定時制の高校でした。20歳そこそこの自分より年上の生徒さんもいて、さまざまな背景や家庭環境を持つ方々と向き合う中で、『普通って何だろう?』と自分の価値観を大きく揺さぶられました」
その後、岐阜県内の全日制の高校や多くの中学校を歴任。外国人児童の多い学校など、多様な現場で25年間にわたり子どもたちのケアに奔走しました。
「保健室の先生は、テストで点数をつけない存在です。だからこそ他の場所では言えない心の内を打ち明けてくれたり、元気に教室へ戻っていってくれたりする。生き方そのものを一緒に考えられる、本当にやりがいのある素晴らしい仕事でした」
■ 絶望を越えた命の授かりと、仕事・育児に追われた限界の日々
不妊治療の末に双子を授かるという大きな奇跡を経験した井戸さん。3年間の育児休暇を経て職場復帰を果たしますが、待っていたのは怒涛の日常でした。
「朝から夜7時ギリギリまで保育園に預け、帰宅後はご飯を食べさせて寝かせるだけの全力疾走の日々。『あんなに辛い想いをして不妊治療をしたのに、自分は何のために子どもを授かったんだろう』と葛藤していました」
そんな中、42歳の時にまさかの第三子を自然妊娠します。再び取った育児休暇の最中、自分の働き方や生き方を深く見つめ直すことになります。
「性教育の講座や、園舎を持たずに森で保育をする『森の幼稚園』のスタッフ、韓国料理教室、投資の勉強など、学校の外にある世界や多様な生き方をする人々に触れました。『学校の先生しか道がないわけじゃない。複数の収入の口を自分で作り、新しい生き方に挑戦してみよう』と決意し、退職を選びました」
■ コロナ禍での挫折と、実家の原体験がつないだ「植物100%ヘナ」との運命的出会い
退職後、性教育講座や料理教室などをスタートさせたものの、2020年のコロナ禍第2波によってすべてのリアルイベントがストップしてしまいます。
「これからどうしよう」と途方に暮れていた時、起業塾のママ友から声をかけられたのが「植物100%ヘナ(植物由来のヘアカラートリートメント)」でした。
「実は私の実家は理容店(床屋)なんです。幼少期、父から『パーマ液や薬剤を草にかけると枯れてしまうんだぞ』と教えられていて、薬剤が体に与える影響への意識が昔からありました。保健室時代にも髪を傷めている子たちを見てきた経験があり、『自然のもので髪も美しくなれるんだ!』と直感的にリンクしたんです」
さらに会社は「お母さんは家庭の太陽。お母さんが笑顔になれば、家族も社会もニコニコになる」や、「一人暮らしの高齢者の孤独をなくす教室づくり」という想いに溢れていてそこに深く共感。
自ら使い方を提案するお教室や販売をメインとした個人事業主として、新しいスタートを切りました。
■ 「安否確認の場」としても愛される、おばあちゃんたちの温かいコミュニティ
手探りで始めたビジネスでしたが、当初は「ネットワークビジネス(MLM)」という形態への周囲の誤解や、断られることへの恐怖、集客の難しさにぶつかり、落ち込むことも多かったと言います。
しかし、そんな井戸さんの背中を押してくれたのは、商品を手に取ったお客様からの感動の声でした。
「朝起きて鏡を見た時、髪が決まっているだけで1日をご機嫌で過ごせる。『教えてくれてありがとう』と泣いて喜んでくださる方にたくさん出会いました」
特に井戸さんが大切にしているのが、一人暮らしのおばあちゃんたちが集まる「グランマの会」です。 「月に1回集まって、塗り時間の40分間にお互いご飯を持ち寄って食べたり、お風呂に入って帰ったり。『この歳になって綺麗になれるなんて、みんなで集まれるなんて思わなかった』と感謝される場になっています。私自身も人生の大先輩たちから子育てや生き方の学びをいただき、本当に温かいお仕事をさせてもらっていると感じています」
■ 倫理法人会で学んだ「あり方」――朝礼のみの参加で見つけた『できる形の実践』
井戸さんが犬山市倫理法人会と出会ったきっかけは、地元の自治会長を務めていた際、施工業者として出会った伊藤忠さん(現・犬山市倫理法人会 専任幹事)からの声かけでした。
「最初は『地元のお客様が増えるかな』という下心も少しあったんです(笑)。でもモーニングセミナーに参加してみたら、皆さんすでにヘナを使われている方が多くて!欲は見事にはじけ飛びました」
しかし、講話を聞く中で「ここはやり方(テクニック)ではなく、人としての『あり方』を学ぶ場所だ」と確信。入会を決意します。
今期、犬山市倫理法人会 広報サブリーダーの大役を拝命した井戸さんでしたが、直後に試練が訪れます。毎週木曜日の早朝モーニングセミナーの時間帯と、自身の仕事の定例ミーティングが見事に被ってしまい、セミナー本編への参加が難しくなってしまったのです。
「『せっかく役をいただいたのに参加できない…』と落ち込みかけましたが、他地域の倫理の仲間の姿を見てハッと気づいたんです。『モーニングセミナー全編に出られなくても、朝5時半からの朝礼のみであれば参加できる!できる形で関わればいいんだ』と頭を切り替え、朝礼のみ参加する実践をスタートしました」
■ 子どもたちの通学と成長――家族で挑んだ朝の「挑戦」
この早朝の実践を支えてくれたのは、ほかでもない子どもたちでした。
パートナーが遠方勤務のため、井戸さんの家庭は完全なワンオペ育児。早朝に家を出るためには、子どもたちの自立と協力が絶対に欠かせませんでした。しかも、自宅から小学校までは徒歩で片道まるまる1時間もかかる距離です。
「『お母さんも倫理で挑戦するから、あなたたちも自分で起きて学校へ行く挑戦をしてみよう!』と子どもたちに伝えました。車で送ってもらえないことや朝の準備に最初は戸惑いもありましたが、いざ始めてみると、子どもたちは片道1時間の道のりも面白がって、楽しんで協力してくれたんです。過保護になりすぎていた自分に気づかされ、『子どもの成長を止めていたのは私の方だったんだ』と胸が熱くなりました」
「あり方」を学び、自分自身が前向きに挑戦する姿を見せることで、子どもたちも自主的にたくましく育っていく――。倫理での学びは、井戸さんのビジネスだけでなく、家庭や子育てにも素晴らしい変化をもたらしています。
■ 最後に――これから倫理法人会へ入会を検討されている方へ
「『信じるな、疑うな、確かめろ』――私が今一番大切にしている言葉です。人から聞いた噂や先入観で判断するのではなく、ピンときたらまず自分自身の目で確かめて、やってみてください。きっとあなたに必要な『あり方』の学びと、素晴らしい仲間に出会えますよ!」
【編集後記:まいぷれ江南 編集長より】
25年間、学校の保健室で子どもたちの心と体に寄り添い続けてきた井戸さん。公務員という安定を脱ぎ捨てて飛び込んだ新しい世界でも、その根底にあるのは「目の前の人を笑顔にしたい、一人ひとりの孤独をなくしたい」という温かい情熱でした。
広報サブリーダーに就任後、仕事のミーティングと重なる壁にぶつかっても諦めず、「朝5時半の朝礼のみ参加する」という自分なりの実践を見出した姿。そして、片道1時間の徒歩通学を楽しみながらお母さんを応援する子どもたちの笑顔。それらはすべて、井戸さんが示す「挑む姿」が周りを照らしている証拠だと感じます。
「お母さんは家庭の太陽」という言葉通り、井戸さんのしなやかで力強い生き方は、出会うすべての人に勇気と希望を与えてくれます!
■ 企業・事業情報
ネットワーク事業会社のパートナー会員(個人事業主)
事業者: 井戸 麻里(いど まり)
経歴: 岐阜県内の小・中・高校で養護教諭として25年間勤務。退職後、性教育講座や自然保育に携わり、現在は植物100%ヘナ・化粧品・健康食品の提案・教室運営を行う。
取扱商品: 化粧品 / 健康食品 / 医薬部外品
活動内容: 自宅やサロンでのヘナの使い方教室の開催、コミュニティ(グランマの会等)の運営
役職・所属: 犬山市倫理法人会 今期広報サブリーダー
| 名称 | 犬山市倫理法人会 |
|---|---|
| フリガナ | イヌヤマシリンリホウジンカイ |
| 住所 | 484-0024 犬山市喜六屋敷118-49 ホテルレイクサイド入鹿(主な活動場所) |
| アクセス | 名鉄犬山線犬山駅より車で約15分 |
| 電話番号 | 0568-39-5641 |
| 営業時間 |
|
| 支払い方法 | 現金払いのみ |
| 駐車場 | あり |
| ホームページ | https://rinri-aichi.jp/pr/archives/tankai/inuyama |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/inuyamarinri/ |
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