犬山市倫理法人会
犬山市倫理法人会の輝く経営者たちを深掘りする大人気インタビューシリーズ。
第12弾となる今回は、地元・扶桑や犬山を中心に、地域のパソコン駆け込み寺・頼れるITパートナーとして絶大な信頼を集めるパコラボ株式会社の代表取締役、佐藤 太賀始(さとう たかし)さんをご紹介します!
大学時代の起業志向から、中古電話機1台でスタートした創業初期の葛藤。倫理法人会との出会い、第4代会長としての3年間の苦難と成長、そして「倫理経営実践塾」で得た経営の大きな転換点まで――。誠実に、そして熱く地域と向き合い続ける佐藤社長の軌跡を、たっぷりとお届けします!
■ 生まれ育った地元への愛と、ポスティングから始まった泥臭いスタート
佐藤社長は生まれも育ちもこの地域。扶桑東小学校、扶桑中学校、江南高校を経て、中部大学経営情報学部で情報を専攻しました。
「学生時代から『将来は自分の力で会社を起こしたい』という強い想いが漠然とありました」
大学でITや経営を学んだ佐藤さんは、2010年4月1日、33歳で個人事業「パコント」を開業し、念願の独立を果たします。
「独立したものの、最初は本当に右も左もわからない状態でした。自宅兼事務所の小さな部屋に中古で買った電話機を1台引き、仕事を得るために自分で作ったチラシを毎日2時間ほど健康がてらポスティングしたんです。『今日こそは絶対に電話が鳴るはず!』と期待して、月曜日に電話機の前で1日中じっと待っていたんですが……音沙汰なし。火曜日も、水曜日も鳴らない(笑)。悔しさや不安もありましたが、『やると決めたんだから』と自分を奮い立たせ、地道にチラシを配り続けました」
■ 1枚のチラシが手繰り寄せた「倫理」との運命的な出会い
そんなポスティングの日々は、思いもよらない形で実を結びます。配ったチラシを見て仕事の依頼をしてくださった方から、「倫理法人会という集まりがあるから来ないか」とお誘いを受けたのです。
「当時は売り上げもほとんどなく、生活していくことで精一杯。『そんな余裕はありません』と一度はお断りしたんです。ですが熱心にお声がけをいただき、当時の『犬山市準倫理法人会』のモーニングセミナーにゲストとして足を運びました」
そこで体験した早朝の空気感は、落ち込んでいた佐藤さんの心を大きく前向きに変えることになります。
「朝から全員で声を揃えて生き生きと歌を歌っていたんです。その姿や響き渡る声の力強さに触れて、自分も一緒に大きな声を出してみたら、腹の底からすーっと元気が湧いてくるのがわかりました。『声を出すって、こんなに人を元気にするんだ!』と新鮮な感動を覚えましたね。経営に悩み、心が曇っていた自分にとって、まさにエネルギーを充電できる場所でした」
前向きな姿勢を取り戻した佐藤さんは、2011年6月、犬山市倫理法人会が正式に設立されるタイミングで入会をしました。
「自宅の一室で一人、電話1本からスタートした会社が、倫理でたくさんの仲間や先輩経営者と出会えた。そのご縁のおかげで、少しずつ地域に根を伸ばし、スタッフを雇い、自社オフィスを構えられるまでに成長できたんです」
■ 第4代会長としての苦難と成長、そして芽生えた覚悟
2016年4月1日には法人化(株式会社パコント)。そして2019年9月、第3代会長(鈴木氏)から「次期会長をやってくれないか」と打診を受けます。
「電話をもらった瞬間は『ちょっと待ってください!』と焦って、3日間保留にさせてもらいました(笑)。自分にそんな大役が務まるのかと葛藤しましたが、腹をくくって引き受けました。結果として、会長を務めた3年間は僕の人生で最も学びの深い、宝物のような時間になりました」
会長時代は、仲間や専任幹事たちとぶつかり合い、寄り添いながら「人のために時間を使う尊さ」を体得していきます。 「『会長という役職に就いたから会長になれるのではなく、3年間、会員や地域のために徹底的に尽くし抜いて初めて、最後に会長になれるんだ』と気づかされました。未熟な僕を支え、育ててくれた仲間たちには感謝しかありません」
■ 「倫理経営実践塾」での徹底的な実践――資金繰りの恐怖から脱却し、手元資金が4倍に!
会長任期中の2020年3月10日、世の中が新型コロナウイルス感染拡大の不安に包まれる真っ只中、佐藤さんは新たな拠点として「パコラボ」をオープンさせます。
そして会長3年目の時、今泉さんからの強い勧めを受け、経営の運命を大きく変える「倫理経営実践塾」に入塾します。
「当時のパコラボは、表面的な売り上げ自体は立っていたものの、手元にキャッシュ(現金)が残らず『来月のお金の支払いはどうしよう』と、いつも頭の片隅で資金繰りの不安を抱えていたんです。
実践塾では、単なる精神論にとどまらず、半年間にわたり自社の決算書や資金繰り表を徹底的に解剖。現状の課題を浮き彫りにし、数値をコントロールする厳密な経営管理を叩き込まれました。
「忙しさに追われて曖昧になっていた売掛金の回収管理や入金サイクル、管理会計を徹底的に見直し、日次・月次で数字をリアルタイムに把握する仕組みを構築しました。さらに『利益を残すための正しいお金の使い方』と『心(倫理観)のあり方』を両輪で整えていったんです」
すると、経営の現場に徐々に変化が表れます。
「塾での学び愚直に実践し続けた結果、信頼内に手元の資金(キャッシュ)が4倍になりました! 売り上げを無理やり強引に伸ばさなくても、管理会計と入金サイクルを整え、誠実な経営に徹することが重要だと気づいたそうです」
毎月の支払いにおびえる日々から解放され、「次は地域や社員のためにどう還元できるか」を前向きに考えられるようになった佐藤さん。
「苦しい経営から、心から楽しくてワクワクするものに変わりました。自分の経営者人生において、これ以上ない一生モノのプレゼントになりましたね」
2023年8月4日には、この確固たる経営基盤のもと、時代の変化と更なる事業変革への想いを込めて社名を「パコラボ株式会社」へと変更。スタッフと共に、より強固なチームワークを築いています。
■ パソコンの駆け込み寺から学校教育まで――パコラボを支える「4つの事業」
現在、パコラボ株式会社では地域社会に不可欠な 4つの核となる事業 を展開しています。
1. パソコン塾(スクール事業)
「電源の入れ方がわからない」「仕事でエクセルを使いたい」という初心者・シニアから小学生まで、一人ひとりのペースに合わせて優しく教える地域密着型の教室です。
2. パソコンのコンサル販売&初期設定サポート
量販店で「どれを買えばいいかわからない」と迷うお客様に対し、用途や予算を丁寧にヒアリングして最適な1台を提案。さらに、面倒な初期設定、データ移行、セキュリティソフトの導入、ブラウザのブックマークやパスワードの設定まで完全に済ませ、「持ち帰って電源を入れれば、すぐにいつもの環境で使える」状態でお渡しします。
3. ホームページ制作・更新・SNS運用支援
地元のお店の魅力を発信するためのWebサイト制作や日々の更新作業、InstagramなどのSNS活用を伴走支援。「作って終わり」ではなく、地域の商売を支えるITパートナーとして機能しています。
4. 小・中学校へのICT支援員派遣
学校現場でのタブレットやパソコンを使った授業のサポート、先生方のIT負担軽減に大きく貢献しています。
■ 「誠実」に生き、「澄みきって、張り切る」未来へ
佐藤社長が人生と経営において何より大切にしているのは「誠実であること」。
「仕入れたパソコンの箱に小さな傷がないか一つひとつ検品するような現場の誠実さはもちろん、目の前のお客様、社員、家族、関わるすべての人に対して誤魔化さず誠実に向き合うこと。仕事には大変なことや理不尽なこともありますが、どうせやるなら全部『一生懸命、楽しく』やってやろうと思っています」
現在は犬山市倫理法人会の「相談役」、および愛知県倫理法人会の広報委員長・実践塾委員会アドバイザーとして、自らの実践塾での成功体験や経営のノウハウを、次の世代の経営者たちへ惜しみなく伝えています。
最後に、経営や人生の選択に悩んでいる地域の事業者様へ、温かいメッセージをいただきました。
「もし今、何かに行き詰まったりお金や経営のことで悩んだりしているなら、ぜひ一度モーニングセミナーに足を運んでみてください。前向きな仲間のエネルギーに触れるだけで、曇っていた心が晴れて元気が湧いてきます。自分に月1万円の投資をして自分が変われば、必ず会社も人生も良い方向へと動き出しますよ!」
【編集後記:まいぷれ江南 編集長より】
1枚のチラシを手に、鳴らない電話の前でじっと耐えていた創業期から15年。佐藤社長が歩んできた道のりは、泥臭くも圧倒的な「誠実さ」に満ちていました。
特に「倫理経営実践塾」で自らの経営と数字から逃げずに泥臭く向き合い、手元資金が増え、経営をワクワクするものに変えたエピソードは、すべての経営者にとって勇気を与える話です。
パソコンやITのことで困ったときは、ぜひパコラボさんを訪ねてみてください。佐藤社長をはじめとする温かいスタッフの皆様が、とびきりの笑顔と誠実な技術で迎えてくれます!
■ 企業・店舗情報
パコラボ株式会社
| 名称 | 犬山市倫理法人会 |
|---|---|
| フリガナ | イヌヤマシリンリホウジンカイ |
| 住所 | 484-0024 犬山市喜六屋敷118-49 ホテルレイクサイド入鹿(主な活動場所) |
| アクセス | 名鉄犬山線犬山駅より車で約15分 |
| 電話番号 | 0568-39-5641 |
| 営業時間 |
|
| 支払い方法 | 現金払いのみ |
| 駐車場 | あり |
| ホームページ | https://rinri-aichi.jp/pr/archives/tankai/inuyama |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/inuyamarinri/ |
| 問い合わせページ | 外部サイトに繋がります |
| こだわり |
まいぷれ[江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町] 公式SNSアカウント