犬山市倫理法人会
【後編】犬山市倫理法人会 会員紹介シリーズ 第5弾
「城下町の再生から地球の未来まで。情熱の火を絶やさない『知恩報恩』の体現者」
1. 前編の振り返り:伝統を「脱皮」させ、社員を守り抜いた覚悟
前編では、合同会社みやこや代表・日比野良太郎さんの波瀾万丈な半生を振り返りました。
戦後の動乱期、未亡人となったお母様が命がけで古着屋を営む背中を見て育った日比野さん。家業の呉服店を継いだ後、松下幸之助氏の「失敗もよし、成功なおよし」という言葉に衝撃を受け、IT業界への大胆な転身を果たしました。 特に、育て上げたIT事業をソフトバンクへ譲渡する際、「社員を一人もクビにしない」という条件を貫き、社員の未来を守り抜いたエピソードは、経営者としての深い覚悟を感じさせるものでした。
後編では、その情熱がどのように「街づくり」や「社会貢献」、そして「地球の未来」へと広がっていったのかを深掘りします。前編の記事はコチラ
2. 犬山城下町再生:シャッター通りを「憧れの街」へと変えた魔法
かつて犬山の城下町は「犬も猫も通らない」と言われるほど寂れ、シャッターを下ろした店が目立つ通りでした。その惨状に「もったいない」と立ち上がったのが日比野さんです。行政と連携して「犬山まちづくり株式会社」を設立し、「シャッターを開ける会社」として、自ら一軒一軒の家主を説得して回りました。
「お城があるだけでは人は一度しか来ない。城下町が面白くなければリピーターは生まれない」 その思想を形にするため、ビール祭りや日本酒祭りといった「お酒のイベント」を年間7回も仕掛けました。ウォルト・ディズニーの思想から学んだ「装置産業としての街づくり」を実践し、今や年間入場者数は70万人規模にまで拡大。一時の流行ではなく、何度でも訪れたくなる「生きた街」へと変貌させたのです。
3. 有料老人ホーム リッチライフOASIS犬山:理想を形にした「終の棲家」
日比野さんが手掛ける事業の中で、ご自身の人生観が最も色濃く反映されているのが「有料老人ホーム リッチライフOASIS犬山」です。この施設は、戦死したお父様に代わり自分を育ててくれたお母様への報恩の証でもありました。
「既存の施設を視察しても、門限があったり規則に縛られたりと、どこか寂しさを感じる場所が多かった。それなら、自分が本当に入りたいと思える場所を自分で作るしかないと考えたんです」 その言葉通り、OASIS犬山は「24時間門限なし、外出自由」という、全国的にも極めて珍しい運営スタイルを貫いています。24時間体制で看護師が常駐し、高い安全性を確保しながらも、入居者の尊厳と自由を最優先しています。竹中工務店が手掛けた上質な空間には、日比野さんご自身も奥様と共に居を構えて10年以上が経ちます。「自らが入り、納得できる品質を提供すること」。これこそが、日々の信頼を支える日比野さんの哲学です。
4. ホテルレイクサイド入鹿:再生への想いと「もったいない精神」
日比野さんの活動は、明治村に隣接する「ホテルレイクサイド入鹿」の再生にも及んでいます。コロナ禍で閉鎖の危機にあった施設を買い取り、リニューアルを断行したのも、やはり「もったいない」という一念からでした。
「県が多額の税金を投じて作った施設を、ただ壊して山に戻すなんて、民間では考えられない。取り壊すのに3億もの税金を費やすこともありえない。使えるものは磨き上げ、地域のために活かすべきだ」 私財を投じて再生させた施設は、今では近隣住民の皆様がサウナや風呂を楽しみに集い、週に一度はOASIS犬山の入居者の皆様も訪れる、世代を超えた憩いの場となっています。グランピングの施設を併設し、今の時代にマッチしたものもしっかり取り入れらているのも日比野さん独特の勘所の妙。
5. 経営哲学:「仕事が楽しければ極楽、義務になれば地獄」
インタビュー中、日比野さんは何度も「仕事を楽しむこと」の重要性を説かれました。 「やらされている、義務だと思ったら人生は苦しくなる。仕事をいかに楽しく、夢を持って取り組むか。それが全ての基本です」
孫正義氏が24時間仕事に没頭する姿を間近で見た日比野さんだからこそ、その言葉には凄まじい説得力が宿ります。「夢なくして計画なし、計画なくして実行なし、実行なくして成功なし」。この言葉通り、日比野さんは今もなお新しい夢を描き、着実に実行へと移し続けています。
6. 未来への投資:少子化と地球環境に挑む「発明家」の横顔
日比野さんの視線は今、日本の未来、そして地球規模の課題へと向けられています。 加速する少子化に対し、若い労働力を育てるべく日本語学校「ASAHI文化学院」を運営。さらに、地球環境を守る新素材「パームホルツ」事業にも着手しました。ヤシの木の廃材を再生し、鉄に代わる素材を作る。140年続く呉服屋の主は、今や地球の悲鳴に応える「発明家」として、マレーシアなどの広大な農園と日本を繋いでいます。
7. 結び:日比野良太郎という「生き方」
前編・後編を通して見えてきたのは、日比野さんの「恩を知り、恩に報いる(知恩報恩)」という生き方です。母への恩、社員への恩、地域への恩、そして地球への恩。その全てに事業という形を持って応え続けてこられました。
犬山市倫理法人会において、今なお倫理法人会モーニングセミナーの最前列で後輩たちを見守る日比野さんの姿。それは、成功を収めた功労者の姿というよりは、今この瞬間も「世の中を良くしたい」と燃え続ける現役の挑戦者の姿です。 私たちが日比野さんから学ぶべきは、単なるビジネスの手法ではありません。どんな困難も「虹を見るための準備」と捉え、生涯をかけて挑戦し続ける、その高潔な精神そのものなのです。
日比野さんのバイタリティの秘訣に触れたい方は、ぜひ一度、毎週木曜日6時半からホテルレイクサイド入鹿で開催されるモーニングセミナーに足を運んでみてください。そこには、時代を創り、今なお進化し続ける「生きた伝説」の姿があります。
| 名称 | 犬山市倫理法人会 |
|---|---|
| フリガナ | イヌヤマシリンリホウジンカイ |
| 住所 | 484-0024 犬山市喜六屋敷118-49 ホテルレイクサイド入鹿(主な活動場所) |
| アクセス | 名鉄犬山線犬山駅より車で約15分 |
| 電話番号 | 0568-39-5641 |
| 営業時間 |
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| 支払い方法 | 現金払いのみ |
| 駐車場 | あり |
| ホームページ | https://rinri-aichi.jp/pr/archives/tankai/inuyama |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/inuyamarinri/ |
| 問い合わせページ | 外部サイトに繋がります |
| こだわり |
まいぷれ[江南市・犬山市・岩倉市・扶桑町・大口町] 公式SNSアカウント