【潜入!】まいぷれ江南・犬山・岩倉・大口・扶桑 編集部が行く!
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春には藤まつりで知られる名所・曼陀羅寺。その藤棚を活かした幻想的なライトアップを施した秋まつりが11月に開催されるとの情報を得て、主催する江南青年会議所のメンバーに、準備の裏側や想いをうかがった。
江南市の春の風物詩といえば、曼陀羅寺公園で開催される「藤まつり」。毎年多くの人が訪れ、見事な藤の花が咲き誇る光景は、まさに江南の象徴といえる。そんな藤の美しさを「秋にも楽しめたら」という想いから生まれたのが、《秋のこうなん藤まつり》。主催するのは、地域の若者たちで構成される江南青年会議所(JCI江南)。
地域の未来を考え、まちづくり活動を続けるメンバーたちが中心となり、春の藤棚をモチーフにしたイルミネーションを企画。夜の曼陀羅寺公園を包む藤色の光は、まるで本物の藤が再び咲いたような幻想的な光景を生み出すだろう。
「藤の名所・曼陀羅寺の魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい」――この一言が、すべての始まりだった。
しかし、実際に藤棚をイルミネーションとして利用するには、多くの壁が立ちはだかった。藤の花はデリケートな植物であり、日々の手入れを欠かさない地元の造園会社や地元管理者の支えがあってこそ美しい花を咲かせられる。青年会議所のメンバーたちは、そうした関係者に何度も足を運び、構想や安全面の説明を重ね、信頼を築きながら少しずつ理解を得ることができたという。「藤の花は、当たり前に咲いているわけではない。支えてくれる人がいるからこそ咲く。」その思いを胸に、自然と人の調和を大切にしながら、光の藤棚づくりの足がかりができたという。
今回のイルミネーションは、なんと約7,200房の光で構成される。取り付け作業を担うのは十数名の青年会議所メンバーたち。開催2週間前から、限られたマンパワーで作業をするとのこと。
「苦労の先にある感動を地域のみんなと分かち合える」――それが、青年会議所メンバーの何よりのやりがい、とメンバーたちは語る。
江南青年会議所は、20歳から40歳までの地域を担う若者たちで構成される団体。
「明るい豊かなまちづくり」を理念に掲げ、まちの課題に取り組みながら、地域の活性化や次世代の育成、環境活動など幅広い分野で活動を続けてている。地域の行事や教育支援、ボランティア活動を通して「地域の未来は自分たちの手で作る」という想いを形に、全盛期は100名程度いたメンバーですでに秋の名物となった「江南市民花火大会」などを手掛けてきたが、今はメンバーは十数名で活動しているとのこと。今回の「秋のこうなん藤まつり」は、彼らの地域にかける情熱が生んだ取り組みの一つ。「江南の新しい名物を、市民みんなの手で作りたい」――その願いが、光の花となって曼陀羅寺に咲き誇るだろう。
開催期間:2025年11月8日(土)~11月23日(日・祝) ※雨天決行
点灯時間:平日 18:00~21:00 / 土・日・祝 17:00~21:00
(※初日の点灯式は16:45~)
会場:曼陀羅寺公園(江南市前飛保町)
アクセス:駐車場に限りがあるため、公共交通機関のご利用をおすすめします。
協力金:1人100円(未就学児無料)
【同時開催イベント】
灯籠作り体験
小型ライトを使ってデコレーション灯籠を制作。完成作品は会場で展示されます。
11月8日(土)15:30~ / 前飛保会館
キッチンカー出店
秋の夜を彩るグルメやスイーツが勢ぞろい。温かい食事とともに光の藤を楽しめます。
ボランティア募集
「江南の新しい名物を一緒に作る仲間」を募集中。地元の力で光のまちを作り上げませんか?
お問い合わせ:江南青年会議所(TEL 0587-54-9131)
受付:月曜・木曜 9:00~15:00

イルミネーションを飾る前の秋の藤棚

ここから手作業で7,200房のイルミネーションを取り付けていく




特別に一部取り付けが完了した藤棚の元でパチリ!(江南青年会議所のメンバー)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。