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【犬山市倫理法人会 会員紹介シリーズ】第9弾 創業127年、歴史という名の価値。地域に「なくてはならない」癒しの空間を繋ぐ 『髪工房HASEGAWA』 オーナー:長谷川 豊(はせがわ ゆたか)氏/犬山市倫理法人会 第6代会長・現副事務長

犬山市倫理法人会

犬山市倫理法人会の輝く会員様をインタビュー形式でご紹介するこの大人気シリーズ。

第9弾の今回は、明治37年創業という驚異の歴史を背負い、扶桑町で「2ヶ月先まで予約が取れない」圧倒的な支持を集める理髪店「髪工房HASEGAWA」の4代目オーナー、長谷川 豊(はせがわ ゆたか)さんをご紹介します!

犬山市倫理法人会で第6代会長という大役を全うされ、現在は副事務長として温かく会を支え続けている長谷川さん。その深遠な経営哲学と、15年にわたる倫理の実践が生み出した「本物の地域貢献」の姿に迫りました。


■ 明治37年からのバトン。信長・秀吉も通った(?)街道で紡ぐ4代目の覚悟

「うちの店があるこの場所、昔は岩倉街道や柳街道と呼ばれていて、昔の犬山と名古屋を繋ぐ主要な街道だったんですよ。もしかしたら信長や秀吉が馬で通ったかもしれない、そんな歴史ある道なんです」

そう笑顔で語る長谷川さん。「髪工房HASEGAWA」の創業は、まだ鉄道すら通っていなかった明治37(1904)年。長谷川さんの曾祖父にあたる初代が、この地で理髪店を開業したのがすべての始まりでした。そこから2代目、3代目とバトンが繋がれ、長谷川さんは4代目を担っています。

長谷川さんが東京での修行を終え、25歳で帰郷した翌年、お父様が地域の町会議員(のちに議長)に当選。地域のインフラ整備や駅作りに奔走するためにお父様が現場を離れたことから、長谷川さんは若くして店を背負うことになります。

「自分の中で本当の出発点は、創業100周年の節目にこの現在の店舗を作った時。そこから経営者として腹をくくって走り出し、今年で27年目を迎えます」

その血脈はしっかりと次代へ流れており、現在は5代目となる息子さんが新潟で修行中。 「130周年の式典の時には、彼に主役になってもらいたいなと楽しみにしているんです」と語る表情には、父親としての、誠実な職人としての深い愛が滲みます。


■ 2ヶ月先まで予約が埋まる理由――技術を超えた「愛和」と「生涯顧客」

「髪工房HASEGAWA」の最大の特徴は、驚異的なリピート率にあります。現在はほぼ100%が「ファン」のお客様で埋め尽くされ、2ヶ月、3ヶ月先まで予約が取れない状態が日常です。なぜ、これほどまでに愛され続けるのでしょうか。

  • 「愛和(あいわ)」が流れる、心地よい空気感 「僕たちの仕事は、単に髪を短くする『テクニカル(技術)』だけを売る場所ではありません。一番大切にしているのは、来ていただいたお客様が心から喜んでくれる空間、雰囲気、そして空気感です。夫婦が仲良く、スタッフみんなが仲良く調和していること。倫理で言う『愛和』の精神が店に満ちているからこそ、お客様が『我が家』のようにリラックスしてくださるんです」

  • 「また帰ってきたい」と思える、心の癒しと会話 お父様が現役だった頃、長谷川さんはある光景をよく目にしていました。それは、家庭や会社に居場所をなくした世のお父様方が店にやってきては、家族以上に何でも楽しそうに喋っていく姿でした。「髪を切りに来るというより、心をすっきりさせに来ているんだなと。僕たちが目指すのは、ただの『お店と客』ではなく、一生寄り添う『生涯顧客』。会話を通じてお客様の心を癒し、また帰ってきたいと思える場所であり続けることです」

長谷川さんが掲げる店舗理念には、こんな言葉があります。

「150年、200年お客様に求められるサロンであり続けるために、スタッフ一同チャレンジし続けていきます」

長く続いていること自体が最大の信用であり価値。だからこそ、その信頼を裏切らないために、時代に合わせた技術の習得や心地よい空間への投資も惜しみません。店内は時代の合わせて10年に一度改装します。特に理容椅子にはこだわりがありお客様にゆったりとくつろいでもらえるように常に最高級のものをへと新調しています。27年経った今でも古びることはなく、むしろ美しい飴色の深みを増し、凛とした空気を醸し出しています。

その空間をさらに彩るのが、エステ、ネイル、育毛、脱毛などの技術を習得しメディカルや癒しの部分でお店をサポートしてくれてた奥様の存在です。息子が理容師免許を取得するタイミングで一念発起して猛勉強し見事ライセンスを取得してくれました。

現在は毎週欠かさず店内の生け花を飾り替え、おもてなしの心を表現されています。長谷川さんは「本当に妻には感謝しかないし、最大の力になってくれている」としみじみ語ります。


■ 30年以上のプロセス「恩返し」のボランティア

長谷川さんのもう一つの大きな柱が「後継者育成」と「地域への恩返し」です。 「僕自身、東京の修業時代に育ててもらった。だから帰ってきてからは、恩返しのつもりで30年以上、弟子を育てて世に送り出すことを自分の使命(ステージ)としてきました」 その間、奥様は多い時で何人ものお弟子さんたちの食事を毎日作り、まさに家族同然として寝食をともにしてきました。その温かい環境で育ったOBたちは今でも長谷川さんの大きな財産です。

さらに、長谷川さんの「利他」の精神を象徴するのが、障害者施設「ときわ作業所」への訪問理容ボランティアです。 きっかけは、理容組合の仲間の子供さんが障害を持っており、高齢になりカットに行けなくなったという相談からでした。「それなら僕がやります」と手を挙げ、15年前から月に1回、定休日に施設を訪問し続けています。現在も、長谷川さんの姿を見たサロンのOBたちが「僕たちも手伝います!」と自発的に集まり、恩返しの輪が広がっています。
また、20年以上地域の小、中学校へ出前授業を行い、働くことの楽しさや厳しさ、そしてコミュニケーション大切さを伝えています

■ 倫理法人会での15年。第6代会長、そして「農場の法則」に近道なし

長谷川さんと倫理法人会の出会いは15年前、45歳の時でした。旅行会社を経営する同級生から「豊、45歳を過ぎたら倫理を学ばなあかんぞ。朝なら仕事前に行けるだろ」と誘われたのがきっかけでした。 「最初は周りから『朝からそんな会に行って大丈夫か?』なんて言われたこともありました(笑)。でも、初めて参加したモーニングセミナーのあの凛とした空気感、経営者たちが朝早くから真剣に学ぶ姿に感動して、その日のうちに入会を決めました」

長谷川さんは長年お茶(茶道)を嗜んでおり、その歴は20年以上。「もてなす側ともてなされる側の作法、茶室の厳かで凛とした雰囲気は、まさに倫理のモーニングセミナーの準備と相通じるものがある」と言います。

入会後、ひたむきに実践を重ねた長谷川さんは、やがて「犬山市倫理法人会 第6代会長」の大役を務め上げることになります。会長職という重責を通じて、さらに学びを深めていきました。

  • 暗記しても何も変わらない。「実践」こそがすべて 「倫理は知識やお題目ではありません。17箇条をすべて暗記したって、その人の行動が変わらなければ何の意味もない。倫理からいただいたたくさんの『実践の種』を、自分の生活や仕事にどう落とし込むか。家庭や仕事の悩みは、すべて倫理の学びと直結しています」

  • 人生を刈り取る「農場の法則」 長谷川さんが経営、そして会長職時代にも最も大切にしてきた教えが「農場の法則」です。

「思いの種をまき, 行動を刈り取る. 行動の種をまき, 習慣を刈り取る. 習慣の種をまき, 人格を刈り取る. 人格の種をまき, 人生を刈り取る」

「農業と同じで、人生にも商売にも近道はありません。昨日種をまいて、明日収穫できるわけがない。まず『こうありたい』という強い思い(種)を持ち、それを勇気を持って行動に変える。そしてそれをコツコツと続ける。100日続ければ習慣になり、10年続ければ本物になり、周囲が認めてくれるようになります。人の心を動かすための時間は、決して短縮できないんです」

お父様からの教えである「一、腹八分目でいけ(100%の力で突っ走りすぎると燃え尽きる。長距離ランナーのように、駅伝のように次代へタスキを繋ぐために余力を残せ)」「二、バランスの良い生き方をしろ(仕事だけでなく、健康、家族、地域、趣味、すべてが調和して初めて長く続けられる)」という言葉を胸に、長谷川さんは今も毎朝のお墓参り、その道中でのごみ拾いや草むしり、そして心のこもった朝礼をやり続けています。

【編集後記:まいぷれ江南 編集長より】

長谷川さんのお話を伺っていると、「長く続くものには、必ず理由がある」ということを痛烈に実感させられます。 インタビューの中で長谷川さんは、会員を増やす「普及」の本質についても語ってくださいました。 「無理やり数合わせのために『とりあえず入ってよ』と誘っても絶対に長続きしない。自分が本当に良いと思っているからこそ、相手のことを本気で想い、何年もかけてコツコツと背中を見せ、伝え続ける。僕はある経営者の仲間を誘うのに、7年くどき続けました(笑)。普及とは、相手の幸せのためにやるものだからです」

第6代会長を務め上げ、倫理の場を「自分を鍛える道場」だと呼び、下向きな努力を積み重ねる長谷川さん。 「苦労の中には、すぐに実る苦労もあれば、なかなか実らない苦労もある。でも、自分のまいた種は必ず自分が刈り取る。下向きに一生一生懸命生きている姿は、必ず誰かが見ていて、いつか報われる」 その言葉には、127年の歴史を背負い、地域に尽くしてきた男だからこその圧倒的な説得力がありました。


■ 倫理法人会へ入会を検討されている方へ、長谷川さんからのメッセージ

「一緒に学んで、一緒に実践して、一緒に幸せになりましょう。倫理法人会は、ともに学び、ともに成長できる仲間が集まる場所です。皆さんと朝の道場でお会いできるのを楽しみにしています」

■ 企業・店舗情報

髪工房HASEGAWA

  • オーナー: 長谷川 豊(はせがわ ゆたか)

  • 創業: 明治37(1904)年(創業127年)

  • 事業内容: 理容業・ヘアサロン運営(おもてなしの空間、心の癒し、障害者施設への訪問理容ボランティア)

  • 住所: 愛知県丹羽郡扶桑町高雄下山36-36

  • 役職: 犬山市倫理法人会 第6代会長(現・副事務長)

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  • 定休日
    詳細
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    • 水曜日 定休日
    • 木曜日 06:30~07:30
    • 金曜日 定休日
    • 土曜日 定休日

基本情報

名称犬山市倫理法人会
フリガナイヌヤマシリンリホウジンカイ
住所484-0024 犬山市喜六屋敷118-49 ホテルレイクサイド入鹿(主な活動場所)
アクセス名鉄犬山線犬山駅より車で約15分
電話番号0568-39-5641
営業時間
日曜日
定休日
月曜日
定休日
火曜日
定休日
水曜日
定休日
木曜日
06:30~07:30
金曜日
定休日
土曜日
定休日
支払い方法現金払いのみ
駐車場あり
ホームページhttps://rinri-aichi.jp/pr/archives/tankai/inuyama
Instagramアカウントhttps://www.instagram.com/inuyamarinri/
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